【ケーススタディ】阿波踊りから学ぶ身体の使い方②

【ケーススタディ】阿波踊りから学ぶ身体の使い方②

こんにちは!

ReStaです(^^)/


前回に引き続き

阿波踊りの動作とエクササイズ

について考えていこうと思います


まず阿波踊りの女踊りの特性は

以下の3つをあげました


①体幹を軽度前傾位で安定させ続ける

②下肢を軽度屈曲位に保ったまま

 リズミカルなステップを連続的に行う

③上肢を高く挙げリズミカルに振りながら  

 踊りの美しさやキレを表現していく




①体幹を軽度前傾位で安定させ続ける

 

から考えてみます(^^)/


動作分析としては

骨盤中間位・股関節軽度屈曲・体幹前傾位で

重心は垂直線上に移動 


まず、「骨盤中間位」

なにこれ?って思いますね


骨盤は横から見た際に

前傾・後傾という二つの動く方向があります


これは簡単に言うと

前傾⇨腰が反ってお尻がでっちりに見える

後傾⇨腰が丸まってお尻が垂れて見える

こんなイメージです


骨盤中間位は

この前傾と後傾の真ん中

(厳密には僅かに前傾)

腰が反りすぎない

ちょうどいい位置とイメージしてください


最近よく聞く『反り腰』は

この骨盤が過度に前傾して

腰が反っている姿勢のことです


一見、女性的な姿勢に見えますが

良い姿勢とは言えず

腰痛や膝痛など

身体の不調の一因になります



次に「体幹前傾」です

この前傾って?となりますよね

よく言う前屈となにが違うの?


この前屈は読んで字の如く

前に曲がります


股関節と背骨のどちらも

前方向に曲がる動きをいいます


それに対し「体幹前傾」は

背骨をまっすぐに安定させたまま

股関節を曲げることで

身体を前に傾ける

動きを言います


これ、すごく大事なポイントです!


動きの支点がどこなのかによって

身体にかかる負担が違うからです


もし、踊り続ける姿勢が

体幹前屈姿勢であったら

背骨が不安定な状態で

踊り続けることになるため

腰が痛くなりそうなことが

容易に想像できます


また、体幹の安定感がないため

キレのある踊りが実現できないです


この体幹前傾は

日常生活やスポーツ動作においても

とっても大切です


そしてもう一つ

重心を垂直線上に移動


これはどういう動作かというと

股関節と膝関節が同時に

屈伸動作を連動して行うことで

垂直線上の動きを作ります


仮に、股関節が動かず

膝だけの屈伸運動だと

重心は前後方向に動いてしまいます


この際に体幹は前傾させたまま

股関節と膝関節を同時に

屈伸方向に動かす


これは体幹前傾が安定して

保持できないと成立しません


では、この体幹前傾を安定保持するには

何が必要になるのか?


まずは柔軟性がないと

この姿勢を作れません



特に筋肉でいうと

ハムストリングス

腸腰筋

大腿直筋


また、身体の部位でいうと

股関節屈曲、胸椎伸展の可動域


ハムストリングスが硬いと

骨盤を後傾方向に引っ張ります


腸腰筋が硬いと

骨盤を過度な前弯方向に引っ張ります


大腿直筋が硬いと

骨盤前傾方向に引っ張ります


この姿勢をとるための準備や

普段のセルフケアとして

ストレッチをすることがオススメです


柔軟性は問題ないけど

この姿勢が上手くとれない

維持ができない


そんなときは次の筋肉の

活性化や強化が必要です


腹横筋

多裂筋

大臀筋


腹横筋は

骨盤と胸郭を“水平につなぐ”筋

骨盤の前後傾を微調整します

腹横筋が弱いと

姿勢が安定せず 動作中に骨盤が揺れます


多裂筋は

背骨一つ一つをコントロールします

背骨をまっすぐ「固定」してくれます

多裂筋が弱いと

腰椎が動きすぎてしまい

腰部の疲労や不安定感を招きます


大殿筋は

体幹が前傾しすぎないように

ブレーキをかけてくれます

大殿筋が弱いと

腰を反って体幹が倒れないように

頑張るため、腰痛の原因になります



柔軟性は十分ある

筋力も個々の力は十分ある


でも、なぜか綺麗なフォーム

姿勢が作れない…


こんなこともあります

それは、正しいフォーム

正しい身体の使い方を知らない

認識が間違っている


ということが考えられます


正しい身体の使い方ができる

土台を整えたら


正しい使い方ができるように

運動学習をする


動作を分解して

動作のパーツを丁寧に練習していく


そして少しづつ繋げていく


これをしていくことで

正しいフォーム

正しい使い方

再現性のある踊りが

完成に近づきます



チームで踊りを揃えて

1つの芸術を作るのに


元々の生活や運動歴により

一人一人の身体の柔らかさも

筋力も姿勢もみんな違います


そのどの部分の柔軟性をだして

どの部分を鍛えて

どの部分の動きを修正するか


これは人それぞれ

みんな違います


そこを見極めて

オーダーメイドの提案・指導をする

理学療法士としての

大切な役割と感じます


他のスポーツでも

同じことが言えます


できないことをできるまで

反復するより

なんでできないのかを分析して

その人に必要な要素を見つけ出し

できるまでの道筋を作る


こんなお手伝いができたとき

この仕事をしていてよかった

といつも思います


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ReSta~プライベート整体&トレーニングサロン~

住所:東京都文京区小石川1丁目13−12
WAKOU小石川6階

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